導入事例

名鉄観光サービス株式会社

業務を見える化し効率化を図ることで、社員の皆さんが働きやすい職場環境を提供したい

PoC対象業務アカウント管理業務
課題膨大な定型作業
期待する効果バックオフィス業務の効率化
名鉄観光サービス株式会社 支店

名古屋鉄道株式会社を母体とする名鉄観光サービス株式会社は個人向け旅行だけでなく、企業や教育機関などの団体旅行も多く取り扱っています。「人と人との出会い」とそこから生まれる「コミュニケーション」を大切にという経営理念をもとに、お客様の旅行の充実さだけでなく心豊かな社会の発展にも貢献しておられます。
また、名鉄観光サービス株式会社のもう一つの顔ともいえる国際貨物分野では独自のコンピュータシステムECHOを開発し、輸送だけではなく保管や物流加工など、一貫輸送サービスを展開しお客様企業からの厚い信頼を得ています。
コロナ禍において旅行業界全体が厳しい状況に置かれている中、どのように打開していくのか。経営企画部経営戦略・IT担当の長内様にKAIZEN FARMに期待すること、今後の展望についてお話しいただきました。

あなたの業務内容を教えてください

経営企画部 経営戦略・IT担当 長内さま

私の所属する経営企画部 経営戦略・IT担当は、従業員に働きやすい環境を提供するため、デジタル技術を活用した先進事例の調査研究・新たな営業ツールや業務システムの提案、社内システムの運用・管理、社内の問い合わせ対応などの業務を担っております。

業務を標準化する目的を教えてください

業務の効率化を行うためです。最近では新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が増え、業務が分かる担当者の不在時に対応が遅れるという事もありました。このような属人化された業務を標準化することで業務の効率化を進めていきたいと考えております。まずは業務の見える化を行い整理することで、次のステップであるDXもスムーズに行えるのではないかと考えております。

期待する導入効果を教えてください

PoCでは、KAIZEN FARMでの棚卸に加え、その情報をもとにRPAのロボをトライアルで作成し、業務の自動化を図りました。私が普段行っている業務の一つに、各種システムの管理業務があります。登録業務の入力作業をRPAのロボを使い自動化させることでミスも発生することなく業務時間も削減され、定型業務以外の業務に時間を使えるようになりました。
KAIZEN FARMでは、業務手順を棚卸することで業務手順を再確認、社内ルールの見直しを行いました。とても操作の簡単なツールですので新入社員の教育、他部署に異動した際の引継ぎなども効率的に行えるのではないかと思います。
PoCでは、シイエム・シイさんに協力を頂きながら経営企画部内のアカウント管理業務を棚卸し、RPAのロボを作り実際に業務を自動化しました。その上で私自身、躓く点もありましたが、オンラインセミナーやチャットサポートを活用しロボを作ることができました。

今後の取り組みについて教えてください

PoCでは自部署の業務に対しての取り組みでしたので、今後は他部署へも展開できればと思っております。最終的には社内全体にもKAIZEN FARMを広めていき、担当者が不在時にも対応できるよう様々な業務の棚卸を行い、しっかりと現状を把握して業務改善に繋げていきたいと思っております。
「社内の業務改善」を、お客様に「より良い体験」という形で還元していきたいです。

会社名名鉄観光サービス株式会社
所在地(本社)名古屋市中村区名駅南2丁目14番19号(住友生命名古屋ビル)
URLhttps://www.mwt.co.jp/
事業内容旅行業、運送代理業、旅行傷害保険代理業務 等